豪州の豊かな果実味・まろやかさ・余韻に感じるほのかな刺激 |
発砲酒。
両者は一世紀にわたって、皇帝の人気を独り占めしようと張り合います。
ついに破れたシャンパーニュ側はなんとかして良いワインを造りブルゴーニュや
ボルドーに負けまいとしてあれこれ苦心しているうちに、あの輝かしい発泡酒を
発明することになるのです。
初めて本格的な発泡酒造りに成功したとされる。名杜氏ペリニョン氏は、その最初
の一杯を試飲した時、
「星のような味だ!」
と叫んだと言われおりますが、その一瞬が、栄えあるシャンパン・ワインの呱々の
声となりした。
そして、これこそ現代ワイン時代への秀麗な手みやげになったのです。
17世紀も暮れようとした頃の出来事です。
<引用 ワインの世界史 古賀 守より>
ワインは、ヨーロッパからアメリカ、南米、南アフリカへその文化を波及させていきますが、
最後に辿りついた新大陸が
「オーストラリア」
その南オーストラリア州で初めてブドウの樹が植えられたのが、実はマクラーレン・ベールです。
1838年のことでした。
この地で採れたブドウ、とりわけシラーズはふくよかな重みと暖かい大地の風味で知られて
います。
フランスを発祥とする発泡酒が、海を渡り新大陸にくるとこれほどまでの個性を備えること
を体感していただけるスパークリング。
ワインのある日常に変化をもたらしたい方には是非!
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