2016年1月8日金曜日

GRAPEOFF「味わいの決め手 甘み感」 シャトー・ド・リュサック・ル・ブラン

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しっかりとした酸味と甘味のバランスのソービニョン・ブラン75%、味わいに重厚さを
もたらすソービニョン・グリ15%、そして繊細なセミヨン10%のアクセントが魅力の
「シャトー・ド・リュサック・ド・ブラン」

味わいの決め手は何か

白ワイン、特に辛口ワインの味わいというのは、主に甘味と酸味のバランスによって決まるが、この甘味というのは、主に、アルコールのもたらす「甘み感」のことと思って頂きたい。
これは、実際には甘いわけではないが、たとえばウォッカのような、アルコール度数の高いお酒を飲んだ時、ジワーっと熱くなるような刺激と共に、舌になめらかな甘みを残すあの感覚のことである。
アルコールのもたらす甘み感、そして酸味のバランスが白ワインの味わいの決め手となる。

この「甘み感」について言うと、アルコールの刺激がもたらす「甘み感」とは別に実際に甘く感じる「甘み感」というものもある。
 ブドウの糖分は、酵母の働きによってほとんどがアルコールに変わってしまうが、その発酵の最中に「グリセリン」とう中間生成物が、アルコールの重量の10分の1から15分の1ぐらい(ワイン1リットル中に約10グラム程度)発生し、これがブドウ糖と同じ甘さ
(ブドウ糖の甘味度度合は、蔗糖、すなわちサトウキビから作られた砂糖の約60パーセント)を持っている。

 一般に、甘みが少なく酸味が多いものを「スマートなワイン」と呼び、反対に、酸味が少なく甘み感が豊かにかんじられるタイプを「ふくよかなワイン」と呼ぶ。どちらのタイプがより優れているかということは、スリムな女性と、肉づきのよい女性のどちらがより美しいかというようなもので、あくまで個人の好みの問題としかいえない。
<引用 ソムリエを楽しむ 田崎 真也著より>




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